マルチレイヤーナノの赤外線遮蔽効果

マルチレイヤー“ナノ”は、可視光線を透過させてガラスの透明感を維持したまま、赤外線を92%もカットして日射による室温上昇を抑えます。
日焼けや肌に有害な紫外線も99%以上カットします。

■窓際温度の上昇を大幅に低減
フィルムを貼らない窓ガラスと、マルチレイヤー“ナノ”70Sを貼付した場合の窓際の温度を測り比較すると、温度差は6℃になりました。

ナノ測定.gif

■測定条件
ガラス厚:フロート10mm
測定日:2007年5月8日(晴れ時々曇り)
測定場所:神奈川県相模原市
最高気温:25.9℃/最低気温:15.3℃/窓際20cm

※住友スリーエム㈱による測定値です。

■CO2排出削減/省エネ効果

太陽光の中の熱線(赤外線)によって、オフィスの窓側では夏季に限らず冬季でも暑さを感じます。
太陽光が人体に直接当たらなくても周辺の壁、床などに赤外線が吸収され、それ自体の温度を上昇させます。そこからの放熱と輻射熱が不快な暑さを感じさせるのです。
カーテンやブラインドを閉めれば日射の影響を抑えられますが、室内が暗くなり外の景色も見えずビルの外観も損ないます。
赤外線を室内に入れないために、窓ガラスに“ナノ”を貼ることが有効な対策となります。

近赤外線域を選択的にカットする“ナノ”を貼ると、ペリメーターゾーン※の温度上昇を抑えられるので、室内中央部との温度差が小さくなり空調の電力消費が低減します。
室内の明るさや眺望・外観を維持したまま、空調や照明の電力消費を抑えてCO2の排出削減に効果を発揮します。

※ビルの外壁から内側5m程度の、外気の影響を受けやすいエリア。

近赤外線カット図表.gif

CO2排出削減効果 (東面:997、南面:872、西面:997) 2,866 kgCO2
省エネ効果 71,814 MJ
消費電力削減量 7,960 kWh


省エネ効果換算金額(年間=15円/kWhとして)

ランニングコスト削減効果分 119,402円
ピーク電力削減効果分 144,000円
合計 263,402円

●計算条件
窓部面積:300m2(東100m2、南100m2、西100m2)
ガラス:フロート板ガラス6mm
貼付フィルム:Nano 70S
日射量算出地域:東京

省エネ図表.gif

■ペリメーターゾーンの快適性が向上
ガラスのみの場合には、窓ガラスから4m入ったところでも半数以上の人が暑いと感じますが、 “ナノ”を貼った場合は、窓のすぐそばまで70%以上の人が快適だと感じるようになります。

ペリメーターゾーン図.gif

温度1.gif

温度2.gif
※住友スリーエム㈱による測定値です。

※1PMV(Predicted Mean Vote)とは、快適性を表す指数で、1970年デンマーク工科大学のFanger教授によって発表された理論のことです。
PMV値を計算することによって、温度環境に関する6要素(空気温度、平均輻射温度、気温、温度、着衣量 、代謝量)の組み合わせに対する快適度を求めることができます。

※2外気の影響を受けない室内中心部。