3M Scotchtint Nano

マルチレイヤーナノシリーズ.gif
マルチレイヤーナノ.gif

オフィスビルや高層マンションなどの西向きガラス窓では、午後になると直射日光が入りジリジリと暑く、ブラインドなどでせっかくの景色が見えなくなってしまうなんてことも多いかと思います。
また、日照調整機能の高い色付きのスモークフィルムやミラーフィルムなどでは、建物の外観に影響を及ぼすことから、なるべく透明に近いフィルムで暑さを軽減したいという意向も多くあります。
そのような時におすすめのウインドウフィルムがマルチレイヤー“ナノ”です。

例えば、近年の乗用車フロントガラスや運転席・助手席のサイドガラスは、ほぼ透明色なのに太陽光の熱線はカットし、直接肌で感じるジリジリとした暑さはカットしておりますが、ほぼ同じイメージで建物のガラスにもその機能を有することができるのです。

マルチレイヤー“ナノ”は、200超層の多層構造で、従来の色付き日照調整フィルムのように金属の成分は含まれておらず、携帯電話などの電波障害も起こりません。
ほぼ透明なのに、紫外線はもとより熱源となる赤外線をカットし空調効果を上げて、窓際の快適性をアップできるのです。

また、空調効率のアップは電力消費を抑えて CO2 の排出量を削減できるため、地球温暖化対策に有効です。
さらに JIS A 5759 で規定されている【飛散防止性能】を持つので、ガラス窓の地震対策・安全対策にも有効です。

赤外線カット.gif


Nano 近赤外線カット.jpg

 

オフィスの窓側が暑い理由

 オフィスの窓側は、夏季に限らず冬季でも暑いのです。これは主に太陽光の中の熱線(赤外線)の仕業です。人体に直接当たらなくても周辺の壁、床などに吸収され、それ自体の温度を上昇させます。
 そこからの放熱と輻射熱が不快な暑さを感じさせるのです。従って、この赤外線を室内に入れないために、窓にウィンドウフィルムを貼ることが有効な対策となります。

 快適性シュミレーション

 ウィンドウフィルムの効果を確かめるには、実際に貼って体感したり、温度測定をしてフィルムを貼った場合と貼ってない場合とを比較するのがもっと効果的です。
 しかし、実際には段取りや施工の手間や費用がかかりすぐにできるものではありません。

 そこで、快適性をシュミレーションできるソフトがあります。 このソフトは、Fangerによって提案されたPMV(Predicted Mean Vote=予測平均温冷感申告)値によって評価するもので、温熱環境の4要素(気温、湿度、気流、放射)に、人体の着衣量・活動量を加えた6要素を用いて計算し、その条件下で大多数の人が感じる温冷感を7段階に分け、快適と感じる人の割合を算出します。
 右のシュミレーションでは、マルチレイヤーナノを施工した場合ベリメーターゾーンでの体感温度が下がり、80%以上の人が快適だと感じるようになることがわかります。

nano007.jpg


建築物フロアのペリメーターゾーンのPMVイメージ

nano008.jpg

 

マルチレイヤーナノの赤外線遮蔽効果

マルチレイヤー“ナノ”は、可視光線を透過させてガラスの透明感を維持したまま、赤外線を92%もカットして日射による室温上昇を抑えます。
日焼けや肌に有害な紫外線も99%以上カットします。

■窓際温度の上昇を大幅に低減
フィルムを貼らない窓ガラスと、マルチレイヤー“ナノ”70Sを貼付した場合の窓際の温度を測り比較すると、温度差は6℃になりました。

ナノ測定.gif

■測定条件
ガラス厚:フロート10mm
測定日:2007年5月8日(晴れ時々曇り)
測定場所:神奈川県相模原市
最高気温:25.9℃/最低気温:15.3℃/窓際20cm

※住友スリーエム㈱による測定値です。

■CO2排出削減/省エネ効果

太陽光の中の熱線(赤外線)によって、オフィスの窓側では夏季に限らず冬季でも暑さを感じます。
太陽光が人体に直接当たらなくても周辺の壁、床などに赤外線が吸収され、それ自体の温度を上昇させます。そこからの放熱と輻射熱が不快な暑さを感じさせるのです。
カーテンやブラインドを閉めれば日射の影響を抑えられますが、室内が暗くなり外の景色も見えずビルの外観も損ないます。
赤外線を室内に入れないために、窓ガラスに“ナノ”を貼ることが有効な対策となります。

近赤外線域を選択的にカットする“ナノ”を貼ると、ペリメーターゾーン※の温度上昇を抑えられるので、室内中央部との温度差が小さくなり空調の電力消費が低減します。
室内の明るさや眺望・外観を維持したまま、空調や照明の電力消費を抑えてCO2の排出削減に効果を発揮します。

※ビルの外壁から内側5m程度の、外気の影響を受けやすいエリア。

近赤外線カット図表.gif

CO2排出削減効果 (東面:997、南面:872、西面:997) 2,866 kgCO2
省エネ効果 71,814 MJ
消費電力削減量 7,960 kWh


省エネ効果換算金額(年間=15円/kWhとして)

ランニングコスト削減効果分 119,402円
ピーク電力削減効果分 144,000円
合計 263,402円

●計算条件
窓部面積:300m2(東100m2、南100m2、西100m2)
ガラス:フロート板ガラス6mm
貼付フィルム:Nano 70S
日射量算出地域:東京

省エネ図表.gif

■ペリメーターゾーンの快適性が向上
ガラスのみの場合には、窓ガラスから4m入ったところでも半数以上の人が暑いと感じますが、 “ナノ”を貼った場合は、窓のすぐそばまで70%以上の人が快適だと感じるようになります。

ペリメーターゾーン図.gif

温度1.gif

温度2.gif
※住友スリーエム㈱による測定値です。

※1PMV(Predicted Mean Vote)とは、快適性を表す指数で、1970年デンマーク工科大学のFanger教授によって発表された理論のことです。
PMV値を計算することによって、温度環境に関する6要素(空気温度、平均輻射温度、気温、温度、着衣量 、代謝量)の組み合わせに対する快適度を求めることができます。

※2外気の影響を受けない室内中心部。


 

超薄膜多層化技術から生まれた新透明断熱フィルムです。

マルチレイヤーナノは、全厚わずか50μmに高分子材料の膜を200層以上積層した多層構造の窓ガラス用フィルムです。
この膜の積層により、光の干渉を利用して、特定波長の光を透過させたり、反射または偏光させ、空調負荷や不快感の原因となる波長を選択的に制御し、窓が本来求められる機能を実現。
あわせて万一の事件、事故、災害時のガラス破壊による二次災害を防ぐ飛散防止効果を発揮します。


nano009.jpg

 

3M マルチレイヤーナノの原理

 マルチレイヤーナノは、それぞれ屈折率の異なる材質の膜を熱線の波長に合わせ厚みを変え、波長成分ごとに200層以上積層することにより、不要な波長を選択的に遮断します。
 そのため透明感を保ちながら、高い断熱効果、肌を刺すようなジリジリ感などの不快成分除去効果、そして有用電波透過効果を発揮します。

マルチレイヤーナノ 3M

3M マルチレイヤーナノ 原理


 

3M マルチレイヤーナノのデザイン

 太陽光線のエネルギー比率は、紫外線5%、可視光線45%、赤外線50%です。 窓ガラスから入った太陽光エネルギーが窓際で床や壁などの温度を上昇させるのは主に可視光線と近赤外線とが原因となります。
 可視光線はカットすると暗くなりますが、赤外線は目に見えないためカットしても見え方に影響がありません。
 従って、窓用フィルムの理想は、紫外線、赤外線のみをカットし、可視光線だけ透過させることです。
マルチレイヤーナノは、日焼けや肌に有害な紫外線は99%以上カットし、透明感を維持したまま赤外線を92%カットしている理想型に近いフィルムといえます。

赤外線カット.gif
近赤外線カット図表.gif

 

万一の時にも心強い飛散防止効果。 マルチレイヤーナノ

マルチレイヤーナノ70Sは、JIS A 5759の規格値を満足します。 万一地震などの災害時にガラスが割れても破片が飛び散らず、鋭いガラス片によるケガを防ぎます。

飛散防止効果

 

美しい外観と美しい眺望を守る透明効果!

 マルチレイヤーナノは、金属膜による反射が少なく、ガラス色の美しい概観を維持できます。
そして、反射による周辺環境への影響も最小限に抑えることができます。さらに脱金属膜タイプで透明感にすぐれているので、室内からは明るく澄み切った美しい眺望を確保できます。

マルチレイヤーナノ 透明効果

また、マルチレイヤーナノは金属膜を用いていないので、金属腐食をせず、耐久性にもすぐれています。